2019年8月26日 上高地逍遥
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20190826 上高地逍遥
2019年8月26日
秋雨前線が南に下がり
雨続きだった秋の長雨期間中
ぽっかりと晴れの日が
三日ほど現れた
「こわチャンス!」と、その三日目に
夜行日帰りで上高地に行った

先ずは行き掛けの駄賃にと
乗鞍高原に寄って天の川の撮影
相変わらず下手糞な撮り方だが
まあなんとか数枚写し込めた
23:30頃着いて、約90分間の撮影

深夜2:00頃沢渡の駐車場に入り仮眠
朝5:30に起床
食事と身支度を済ませ
バスで上高地へ
大正池で降りて
朝の挨拶代わりの定番撮影
毎回、朝の大正池は撮影する
ホテルの下の湖畔での撮影は
上高地ツアーでは必撮である

今回は森の中の道も写してみようと思っていた
大正池から焼岳広場までの地道と木橋
こういう所を歩いてますよ的な写真を・・・
焼岳広場に着いて、花と焼岳のコラボ写真
いかにも絵葉書になりそう

いつも気になる森の入り口の朽ち木
段々苔が濃くなってゆく
そのうち朽ち果てるんだろうなと
考えつつ森の中へ入ってゆく
森を抜けると、そこは光の世界
木や草の葉が朝日に輝き
蜘蛛の巣が夜露を湛えて
幾何学模様の光を放つ

田代湿原は秋の気配が漂っていた
草は夏の緑から秋の土色に変わろうとしていた
今朝は霜でも降りたのか
高い木の日向側が白く光っていた

小川は静かにささやくように流れ
水底に光は揺らぎ、川面に光が遊ぶ
ラブリーな光景だ

田代湿原から田代橋に向かう
森の中、道の脇に水溜りが点在する
その水面には背の高い木々が映り
その奥底には青空が広がっていた
木道は森の奥えと続いていた

秋の花は控えめだ
夏のようなパッとした感じはしない
森の中の陽だまりの咲いているのが好い

森を抜け、田代橋を通過し
梓川に沿って中の瀬へ
見晴らしの好い大曲で撮影
霞沢岳の上に夏雲が掛かっていた
見れば、周囲の山の向こうから
夏雲が沸いてきていた
まだまだ夏なんだと納得する

河童橋に到着
月曜だと言うのに
多くの人で賑わっていた
河童橋越しに穂高連峰を望む
河童橋の袂から穂高連峰を仰ぐ
光り溢れる夏の上高地である
人混みを抜け小梨平に向かう
清水川が実に涼しげだ

森の中は木々の優しさで満ち溢れていた
光を透かした葉は目に優しい
とっても自然の優しさを感じながら
明神へ岩魚を食べに向かう

嘉門次小屋で岩魚と蕎麦を食し
今度は岳沢湿原を目指し
梓川の右岸の遊歩道を行く
地道あり、木道ありと整備されている
いつもは車道を通っているので
なんだか新鮮であった

岳沢湿原である
岳沢登山口から湿原を見れば
立ち枯れた古木の向こうに
六百山がド~ンと鎮座する
川の中に突き出た見晴台は
多くの人で賑わっていた
撮影が難しかった

岳沢湿原を過ぎ河童橋にむかう
途中、好いせせらぎの音が聴こえた
音に引かれて手持ち撮影
水面が金属的に撮れるよう露光を決める
スローシャッターではあったが、まずまずであろう

さあて、今日のトレッキングは終了
河童橋手前の土手の上には
秋がきていた
季節は確実に秋に移り変わろうとしていた
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20190826 上高地逍遥
20190826 上高地逍遥
2019年8月26日
秋雨前線が南に下がり
雨続きだった秋の長雨期間中
ぽっかりと晴れの日が
三日ほど現れた
「こわチャンス!」と、その三日目に
夜行日帰りで上高地に行った



先ずは行き掛けの駄賃にと
乗鞍高原に寄って天の川の撮影
相変わらず下手糞な撮り方だが
まあなんとか数枚写し込めた
23:30頃着いて、約90分間の撮影



深夜2:00頃沢渡の駐車場に入り仮眠
朝5:30に起床
食事と身支度を済ませ
バスで上高地へ
大正池で降りて
朝の挨拶代わりの定番撮影
毎回、朝の大正池は撮影する
ホテルの下の湖畔での撮影は
上高地ツアーでは必撮である



今回は森の中の道も写してみようと思っていた
大正池から焼岳広場までの地道と木橋
こういう所を歩いてますよ的な写真を・・・
焼岳広場に着いて、花と焼岳のコラボ写真
いかにも絵葉書になりそう



いつも気になる森の入り口の朽ち木
段々苔が濃くなってゆく
そのうち朽ち果てるんだろうなと
考えつつ森の中へ入ってゆく
森を抜けると、そこは光の世界
木や草の葉が朝日に輝き
蜘蛛の巣が夜露を湛えて
幾何学模様の光を放つ



田代湿原は秋の気配が漂っていた
草は夏の緑から秋の土色に変わろうとしていた
今朝は霜でも降りたのか
高い木の日向側が白く光っていた



小川は静かにささやくように流れ
水底に光は揺らぎ、川面に光が遊ぶ
ラブリーな光景だ



田代湿原から田代橋に向かう
森の中、道の脇に水溜りが点在する
その水面には背の高い木々が映り
その奥底には青空が広がっていた
木道は森の奥えと続いていた



秋の花は控えめだ
夏のようなパッとした感じはしない
森の中の陽だまりの咲いているのが好い



森を抜け、田代橋を通過し
梓川に沿って中の瀬へ
見晴らしの好い大曲で撮影
霞沢岳の上に夏雲が掛かっていた
見れば、周囲の山の向こうから
夏雲が沸いてきていた
まだまだ夏なんだと納得する



河童橋に到着
月曜だと言うのに
多くの人で賑わっていた
河童橋越しに穂高連峰を望む
河童橋の袂から穂高連峰を仰ぐ
光り溢れる夏の上高地である
人混みを抜け小梨平に向かう
清水川が実に涼しげだ



森の中は木々の優しさで満ち溢れていた
光を透かした葉は目に優しい
とっても自然の優しさを感じながら
明神へ岩魚を食べに向かう



嘉門次小屋で岩魚と蕎麦を食し
今度は岳沢湿原を目指し
梓川の右岸の遊歩道を行く
地道あり、木道ありと整備されている
いつもは車道を通っているので
なんだか新鮮であった



岳沢湿原である
岳沢登山口から湿原を見れば
立ち枯れた古木の向こうに
六百山がド~ンと鎮座する
川の中に突き出た見晴台は
多くの人で賑わっていた
撮影が難しかった



岳沢湿原を過ぎ河童橋にむかう
途中、好いせせらぎの音が聴こえた
音に引かれて手持ち撮影
水面が金属的に撮れるよう露光を決める
スローシャッターではあったが、まずまずであろう



さあて、今日のトレッキングは終了
河童橋手前の土手の上には
秋がきていた
季節は確実に秋に移り変わろうとしていた
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20190826 上高地逍遥
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2019年8月17日 長良川花火大会
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20190817長良川花火大会 BGM付き
20190817長良川花火大会 音付き
2019年8月17日
猛暑の中、カメラと三脚を両肩に下げて
名古屋駅から岐阜駅まで電車に揺られ
岐阜駅からは涼しからぬバスに詰め込まれ
岐阜公園まで送られた
そこから花火の観覧場まで15分ほど
熱気の中を徒歩にてむかった
午後7時半、カウントダウンと共に
強烈な光と、それに続く大音響が
会場を包み込んだ


花火が夜空に花開く毎、歓声が沸きあがる
さすがにこの辺りではちったぁ名の知れた花火大会である
演出が派手である


色とりどりの光が夜空に大輪の花を咲かせる
夏の夜はこうでなくてはいけない


日本の花火の芸術的な面の技術は凄い
多彩な表現を夜空に描き出す
鳥や蝶が飛ぶ様、枝垂れ模様、顔まで描き出す
完全にアートである


しかし、惜しいかな、花火アートは後に残らない
ほとんど一瞬と言ってもいいようなアートである
この儚いアートに人は何を思うのだろう


夜空に咲く大輪の花
一瞬現れる光の鳥や蝶、そして魚たち
光の粒で描かれたニコニコマークは
一瞬の輝きの中で何を訴えるのか


夢を見させてくれた花火も終盤をむかえ
ますます色艶を増し美しい世界へと誘ってくれる

最後となれば残った花火を盛大に打ち上げ
また次への期待と今宵の余韻を残す
フィナーレは恒例のナイアガラ
また来年と言うことで幕を閉じる

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20190817長良川花火大会 BGM付き
20190817長良川花火大会 音付き
20190817長良川花火大会 BGM付き
20190817長良川花火大会 音付き
2019年8月17日
猛暑の中、カメラと三脚を両肩に下げて
名古屋駅から岐阜駅まで電車に揺られ
岐阜駅からは涼しからぬバスに詰め込まれ
岐阜公園まで送られた
そこから花火の観覧場まで15分ほど
熱気の中を徒歩にてむかった
午後7時半、カウントダウンと共に
強烈な光と、それに続く大音響が
会場を包み込んだ






花火が夜空に花開く毎、歓声が沸きあがる
さすがにこの辺りではちったぁ名の知れた花火大会である
演出が派手である








色とりどりの光が夜空に大輪の花を咲かせる
夏の夜はこうでなくてはいけない








日本の花火の芸術的な面の技術は凄い
多彩な表現を夜空に描き出す
鳥や蝶が飛ぶ様、枝垂れ模様、顔まで描き出す
完全にアートである








しかし、惜しいかな、花火アートは後に残らない
ほとんど一瞬と言ってもいいようなアートである
この儚いアートに人は何を思うのだろう








夜空に咲く大輪の花
一瞬現れる光の鳥や蝶、そして魚たち
光の粒で描かれたニコニコマークは
一瞬の輝きの中で何を訴えるのか








夢を見させてくれた花火も終盤をむかえ
ますます色艶を増し美しい世界へと誘ってくれる




最後となれば残った花火を盛大に打ち上げ
また次への期待と今宵の余韻を残す
フィナーレは恒例のナイアガラ
また来年と言うことで幕を閉じる

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20190817長良川花火大会 BGM付き
20190817長良川花火大会 音付き
2019年8月5日~7日 猛暑から逃れて高原逍遥 栂池自然園
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2019/08/05~07栂池自然園
2019年8月5日~7日 2泊3日で
信州栂池自然園に避暑兼撮影に出かけた
ここの最奥、展望湿原から白馬大雪渓を見てみたかった
過去3回挑戦して、いずれもガスに阻まれて見えなかった
天気も好天に恵まれそうだった

一日目は、午後3時頃栂池ヒュッテに到着
16:00頃から水芭蕉湿原をグルリと一周のお散歩
空には雷雲が湧き上がっていた

花の季節は既に終わり
シモツケ草が盛りであった
夕立が来そうな空模様だったので
一周だけしてヒュッテに戻った

翌朝4:00に起床し、身支度を整え
カメラを持ってヒュッテを出た
雲ひとつないピーカンの空だった
白馬三山はほんの少し色付いただけで
明るい朝になってしまった


まあ、山であるから、天気は好いに越したことはないが
写真的には「ちょっと!」という感じ
高原の爽やかな空気と美しい山岳風景があれば
これを良しとして贅沢は言うまい

夜明けのドラマも終わり
湿原全体に朝の光が溢れだした
気持ちの好い8月6日が始まった


湿原の入り口の反対側にきたとき
朝の光に暖められた草木から朝霧が湧き上がった
草は輝き、霞む木々は幻想的な景色を見せた
いかにも朝早くの高原という景色である

さてさて、朝食後、カメラとカッパと水、食料を持って
ヒュッテを出た
展望湿原までのハイキングだ
このハイキングコースは4回目だ
白馬の頂上付近には雲が・・・

水芭蕉湿原を抜けてわたすげ湿原へ入る
ここには花の季節の名残があった
いろいろな花が少量づつ咲いていた
青空の下残った花たちを撮りまくった



空が青いなあと言いながら
わたすげ湿原を抜けて
楠川を渡り浮島湿原へと歩を進める
湿原のあとの写真は楠川と浮島湿原の間で撮ったものだ
この間、日当たりもよく、花もよく咲くようだ
もうせん池の表と龍の頭
もうせん池の奥から龍がヌッと顔を出したみたいに見える
もうせん池の守り神か?

そこからひと登りで展望湿原に到着
目の前には白馬大雪渓、小雪渓が望めた
4度目の正直でやっと見られた
大雪渓もけっこうな勾配を持ってるなあと
改めて見入ってしまう


白馬三山には夏雲が掛かり
夏山~!を想起させていた
これぞ夏山である・・・ってとこか?
展望湿原で飽きもせず同じような写真を
びしばしと撮りまくった

展望湿原で一時間ほど過ごし
下山にかかる
水芭蕉湿原まで下りてきたら
東の方に立派な入道雲が出来ていた
すごい速さで成長してゆく
そしてヒュッテに着いて一服していると
大きなのが一発落ちた
夕立の到来であった

明けて三日目
空には秋を思わせる羊雲
白馬三山の上をゆっくり流れていく
東に雲があるせいだろう
光のはいりが悪い
モルゲンロートもならなかった


秋っぽい空気の中でも
草木は目覚める
空には羊雲、すじ雲が秋の間近いのを知らせている
下界は35度である

ナナカマドの葉に乗った水滴が美しかった
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2019/08/05~07栂池自然園
2019/08/05~07栂池自然園
2019年8月5日~7日 2泊3日で
信州栂池自然園に避暑兼撮影に出かけた
ここの最奥、展望湿原から白馬大雪渓を見てみたかった
過去3回挑戦して、いずれもガスに阻まれて見えなかった
天気も好天に恵まれそうだった



一日目は、午後3時頃栂池ヒュッテに到着
16:00頃から水芭蕉湿原をグルリと一周のお散歩
空には雷雲が湧き上がっていた


花の季節は既に終わり
シモツケ草が盛りであった
夕立が来そうな空模様だったので
一周だけしてヒュッテに戻った



翌朝4:00に起床し、身支度を整え
カメラを持ってヒュッテを出た
雲ひとつないピーカンの空だった
白馬三山はほんの少し色付いただけで
明るい朝になってしまった




まあ、山であるから、天気は好いに越したことはないが
写真的には「ちょっと!」という感じ
高原の爽やかな空気と美しい山岳風景があれば
これを良しとして贅沢は言うまい



夜明けのドラマも終わり
湿原全体に朝の光が溢れだした
気持ちの好い8月6日が始まった






湿原の入り口の反対側にきたとき
朝の光に暖められた草木から朝霧が湧き上がった
草は輝き、霞む木々は幻想的な景色を見せた
いかにも朝早くの高原という景色である



さてさて、朝食後、カメラとカッパと水、食料を持って
ヒュッテを出た
展望湿原までのハイキングだ
このハイキングコースは4回目だ
白馬の頂上付近には雲が・・・



水芭蕉湿原を抜けてわたすげ湿原へ入る
ここには花の季節の名残があった
いろいろな花が少量づつ咲いていた
青空の下残った花たちを撮りまくった









空が青いなあと言いながら
わたすげ湿原を抜けて
楠川を渡り浮島湿原へと歩を進める
湿原のあとの写真は楠川と浮島湿原の間で撮ったものだ
この間、日当たりもよく、花もよく咲くようだ


もうせん池の表と龍の頭
もうせん池の奥から龍がヌッと顔を出したみたいに見える
もうせん池の守り神か?

そこからひと登りで展望湿原に到着
目の前には白馬大雪渓、小雪渓が望めた
4度目の正直でやっと見られた
大雪渓もけっこうな勾配を持ってるなあと
改めて見入ってしまう





白馬三山には夏雲が掛かり
夏山~!を想起させていた
これぞ夏山である・・・ってとこか?
展望湿原で飽きもせず同じような写真を
びしばしと撮りまくった



展望湿原で一時間ほど過ごし
下山にかかる
水芭蕉湿原まで下りてきたら
東の方に立派な入道雲が出来ていた
すごい速さで成長してゆく
そしてヒュッテに着いて一服していると
大きなのが一発落ちた
夕立の到来であった



明けて三日目
空には秋を思わせる羊雲
白馬三山の上をゆっくり流れていく
東に雲があるせいだろう
光のはいりが悪い
モルゲンロートもならなかった






秋っぽい空気の中でも
草木は目覚める
空には羊雲、すじ雲が秋の間近いのを知らせている
下界は35度である

ナナカマドの葉に乗った水滴が美しかった
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